2024年2月15日木曜日

Ver2024-1.0水草水槽

Ver2024-1.0水草水槽




気が付けば前回投稿から1年半が経過...
ご無沙汰しております。
ブログの更新は滞っておりますが、水草水槽の趣味は細々とではありますが続けております。


正直なところ他の趣味などにかまけてしまい、水草水槽を維持するというモチベーションが0にまで落ちてしまった時期がありました。
そうなるとジャングル化した水槽となってしまい、水槽を見るのも嫌になり放置からの崩壊。

今まで何度繰り返したことでしょうか。

あるタイミングで再び水草水槽への熱が突如復活し、そのたびに生き残った水草をサルベージし、寂しいレイアウトを作って再建にいそしみます。
今まで何度繰り返したことでしょうか。
現在再構築中の2024年Ver1.0の水草水槽ですが、確か2023年11月末ごろにリセットを決行。
サルベージした水草を植え、実店舗やネットショップ、私お気に入りのヤフオク等で細々と水草を追加導入して今日にいたりました。

こちらがその水草水槽2024年最初のVersionとなります。


Ver2024-1.0水草水槽




水草は大体1種3本程度しか購入できないので(予算的な都合もあり)、トリミングを繰り返しながらボリュームを増やし、この状態になることができました。
フィルターや照明などの機器はそのまま使用し、また低床もソイルではないのでそのまま使いまわししておりますので、リセットに掛かった費用は水草と魚の購入費のみとなります。それでもかなりお金を使いましたが(涙)
今回の水草水槽も水草だけで構成し、水草の色彩や形で自分好みのレイアウト水槽を構築することを目標としています。
過去と同じで多種多様な水草を育てています(笑)

それでは簡単に水草のご紹介をしていこうと思います。


前景草


ミゾハコベsp.ラトナギリ
ミゾハコベsp.ラトナギリ
Elatine sp. ‘Ratnagiri’

ミゾハコベsp.ラトナギリ
Elatine sp. ‘Ratnagiri’


最前の前景草はミゾハコベsp.ラトナギリを育成中です。
リセット前の水槽に落ちていたであろう種から発芽したものを、ある程度の大きさに育った段階で前景部に移植しました。
過去何度も同じように発芽したものを前景部への移植を試みて失敗し続けていたのですが、今回初めて移植に成功。
なかなかの繁殖力を見せてくれております。
今回は最初からしっかり固形肥料を埋め込んでスタートしたので、今まで失敗し続けていたのは低床内の栄養不足だったのかもしれません。


ポゴステモン ヘルフェリー
ポゴステモン ヘルフェリー
Pogostemon helferi

ポゴステモン ヘルフェリー
Pogostemon helferi


匍匐して育つミゾハコベsp.ラトナギリの前景草から、中景草へのつなぎとして第二前景草ともいえるポゴステモン ヘルフェリーを植栽育成しています。
こちらも匍匐して育つのですが背丈があるのと密に育つ分、ミゾハコベsp.ラトナギリとの段差が生まれ、かつ中景草の下葉が枯れてみすぼらしくなっている状態を隠してくれることを期待して植栽しました。
贅沢な問題かもしれませんが、最初の全景写真でもわかる通り爆発的に増えてしまっており、ちょっと困った状況になっています。


中景草


中景草は全部で11種類育成中です。
それぞれが持つ色彩や葉の形などでメリハリをつけてレイアウトをしています。
が、この方法はすべての水草自体が本来の美しさを十分に発揮して育っていないといけないので、今のところ成功しているとは言えません。
そんな感じなのですが、簡単に中景草として育てている水草たちのご紹介をしたいと思います。

ルドウィジア インクリナータ パンタナル
ルドウィジ アインクリナータ パンタナル
Ludwigia sp.

ルドウィジア インクリナータ パンタナル
Ludwigia sp.


初めて育てる水草です。
難しいですね。このルドウィジア インクリナータ パンタナルという水草は。
購入したのは1本でピンチカットと差し戻しを行った結果、本数だけは増やせましたが、エビやオトシンの食害にあうわ、カットした草の頭頂部は簡単に委縮してしまうわ、全体的に草体も弱々しい感じです。
いやはや難しい水草と感じております。


スターレンジ ベネズエラ街道
スターレンジ ベネズエラ街道
Tonina fluviatilis from Venezuela Road


スターレンジ ベネズエラ街道
Tonina fluviatilis from Venezuela Road


ルドウィジア インクリナータ パンタナルの横に、大好きな水草スターレンジを育てています。
ベネズエラ街道という初めて育てる種類のスターレンジです。
低床にソイルを使用していないので育成難易度はグンと上がりますが、育成に挑戦してみました。
案の定、導入後2週間ほどで頭頂部が茶色になり溶け始めてきましたが、思い切って頭頂部をカットしたところ、続々と脇芽が生えてきれいな草体を見せてくれています。
密に生えるスターレンジ。
これはこれで奇麗ですね。


斑入りドルマリアコルダータ
斑入りドルマリアコルダータ
Lindernia rotundifolia


斑入りドルマリアコルダータ
Lindernia rotundifolia


その横には斑入りドルマリアコルダータを植栽しています。
これは植栽位置を間違ったかも。スターレンジ ベネズエラ街道と色味が一緒なので。
まぁ、葉の形状が全く違うという事でご容赦ください。
Ver2.0ではその辺りは修正したいと思います。


アラグアイア レッドクロスプランツ
アラグアイア レッドクロスプランツ
Cuphea anagalloidea


アラグアイア レッドクロスプランツ
Cuphea anagalloidea


その隣、中景草の中央にはアラグアイア レッドクロスプランツを植栽しています。
先週まではきれいに育っていたのですが、今は何故か頭頂部の萎縮と分岐を始めてしまっています(涙)。
サルベージ組の水草なので、愛着もあるしとても美しい水草なので、何とか復調してほしいです。

アルアナの夕焼け
アルアナの夕焼け
Rubiaceae sp

アルアナの夕焼け
Rubiaceae sp


アラグアイア レッドクロスプランツの隣には、アルアナの夕焼けを植栽しています。
こちらは見事に赤く染まりとても美しい姿を見せてくれています。
しかも草体もとても大きく見ごたえがあります。
脇芽の発生を確認したので、そろそろピンチカットしてボリュームを出していこうと思っています。


ルドウィジアsp.キューバ斑入り
ルドウィジアsp.キューバ斑入り
Ludwigia inclinata var.verticillata“variegata"

ルドウィジアsp.キューバ斑入り
Ludwigia inclinata var.verticillata“variegata"


アルアナの夕焼けの隣は、ルドウィジアsp.キューバの斑入りを植栽しています。
過去にも育てていたことがあり、その時は後景草として育てたのですが、上に真っすぐ伸びずうねるように育ちいまいちと感じていたので、今回は中景草のワンポイントとして植栽しました。
手前のポゴステモン ヘルフェリーが支えとなり、いい感じで育っています。
ただルドウィジアsp.キューバの斑入り本来の美しさが発揮できていないので、様子を見ながら追肥等行っていきたいと思います。


ルドウィジア セネガレンシス
ルドウィジア セネガレンシス
Ludwigia senegalensis

ルドウィジア セネガレンシス
Ludwigia senegalensis


ルドウィジア セネガレンシスは3本からのスタートでしたが、ピンチカットと差し戻しを繰り返した結果、これだけのボリュームになりました。
先日差し戻しをしたばかりなので写真では頭頂部の生育が今一つですが、これから復調してくれることを期待しています。
鮮やかな葉脈の模様がお気に入りです。


ロタラ マクランドラ(斑入り)
ロタラ マクランドラ 斑入り
Rotala macrandra ”variegate”

ロタラ マクランドラ 斑入り
Rotala macrandra ”variegate”


ルドウィジア インクリナータ パンタナルの後方には、ロタラ マクランドラの斑入りを植栽しています。
こちらも3本からのスタートでしたが、ピンチカットと差し戻しを繰り返した結果、これだけのボリュームになりました。
何度も育成したことはあるのですが、我が家の水槽で育成すると若干丸みを帯びた葉っぱになってしまいます。
班も消えることなく育っているので良しとしています(笑)


ロタラ メキシカーナ プレミアムレッド
ロタラ メキシカーナ プレミアムレッド
Rotala sp.

ロタラ メキシカーナ プレミアムレッド
Rotala sp.


こちらも初めて育てる水草、ロタラ メキシカーナ プレミアムレッドです。
枯れてはいませんがご覧の通りとてもみすぼらしい草姿になってしまいました。
半月ほど前はとてもきれいな姿だったのに(涙)。
できるかどうかわかりませんが、復活の為に照明時間の延長と低床肥料の追加、出来る限りのことをやってみようと思います。


トニナsp.ベレン産
トニナsp.ベレン産
Syngonanthus sp.

トニナsp.ベレン産
Syngonanthus sp.


低床にソイルを使用するのをやめてから、一度もうまく育てられないトニナsp.ベレン産。
自分の中でもうやめておこうと思っていた水草ですが、スターレンジが思いのほかきれいに育ったので、調子に乗って再チャレンジしてみました。
はい、全然だめです(涙)
引き抜こうかと思いましたが、スターレンジが調子が悪かった箇所を切り取って復活したことを思い出し、同じように頭頂部分をカットしてみました。
何とか茎は大丈夫だったようで脇芽がたくさん出てきました。
復活してほしいと切に願っています。


プロセルピナカ パルストリス キューバ
プロセルピナカ パルストリス キューバ
Proserpinaca palustris

プロセルピナカ パルストリス キューバ
Proserpinaca palustris

プロセルピナカ パルストリス キューバは、購入してきたときは真っ赤に染まってとてもきれいでした。
しかし我が家の水槽に入れてしばらくたつと、赤色は消え失せ緑の草姿に(涙)。
まぁ赤系の水草がたくさん植えてあるので、緑なら緑のままでいいや。と思っていました。
背丈がかなり伸びてきたのでピンチカットし、上部は差し戻ししました。
すると写真のように赤に染まってきたではありませんか。
ん~~かれこれ20年以上水草水槽をたしなんでいますが、いまだに水草のことはよくわかりません。
奥が深いですね~。


後景草


後景草は特に写真はありません。

全景画像からお分かりになると思いますが、後景草として植栽してあるのは

エリオカウロンsp.ソーシャルフェザーダスター Eriocaulon sp.

です。前水槽で巨大化していたものの子株を最後景一列に8株程度植えこんであります。
エリオカウロンsp.ソーシャルフェザーダスターによる壁みたいなのが実現できればなぁと、ひそかに画策中です。


最後に


と、まぁブログの更新は滞り気味ではございますが、水草水槽だけは下手の横好きで細々と続けております。
更新頻度は少ないかもしれませんが、また遊びに来てください。

今回もご訪問ありがとうございました。
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