CO2の添加について
今回もご訪問ありがとうございます。
植栽してある水草の種類にもよりますが、水草水槽にはCO2の添加が効果的だと言われていますよね。
私も水草水槽にはCO2を添加しているのですが、ここ半年くらい前から添加のタイミングを変更しています。
今回はその件について記事を書いてみたいと思います。
1999年3月4日の水草水槽 |
私が水草水槽を趣味として始めたのは多分1998年くらいだと思います。
始めたのは、きれいなレイアウト水槽をみて感動したからとかではなく、とんでもなく意識の低いことがきっかけです。
どんなきっかけだったのかは、またの機会にお話しするとして、本格的に水草水槽を始めて早い段階からミドボンでのCO2供給を開始していました。
CO2供給を始めると共に電磁弁によるタイマー制御も開始しています。
20年以上愛用のプログラムタイマー 液晶が消えかかり時間が分からなくなっています |
私の持っているタイマーはニッソーさんのプログラムタイマーなので2系統の制御が可能です。
そこで制御は下記の通り行っていました
- ライトの点灯とCO2供給電磁弁のオンとオフ
- 夜間エアレーションに使用しているエアポンプのオンとオフ
以上で設定し、そこから20年以上同じ設定でやってきました。
しかし半年ほど前にこの設定を見直しました。
見直したきっかけはYoutubeでとある動画を拝見したからです。
水草水槽に関する知識は20年くらい前で止まっている私ですが、今の時代のアクアリウム動向も気になります。
基本そういった情報は皆様のブログを拝見し仕入れさせていただいているのですが、まれにYoutubeを見ることもあります。
様々な動画を適当にかいつまんで観ていたのですが、そうしている内に1つの動画が目に留まりました。
その動画内では主題ではなかったかもしれませんが、CO2の添加タイミングについての話をしており、その内容がとても私の興味を引いたのです。
その動画内で語られていて興味を引いたのは以下の2点です。
- ライトの点灯前にCO2の添加を開始する。
- ライトの消灯前にCO2の点火を停止する。
そして動画内では、これらを行うことによるメリットについても語られていましたが、この内容も非常に合点がいく内容でした。
CO2添加のタイミング上記のように設定することで得られるメリットとしては、
- ライトが点灯する段階で水槽内にCO2がある程度供給されているので、点灯と同時に水草が気泡を上げ始める。
- ライトが消灯する前にCO2の添加を止めることによって、その時点での水槽内のCO2を水草が吸収することで、消灯時間中のCO2濃度を下げることができる。
以上の2点が語られていました。
これには、なるほどと思いました。
私の水槽では夜間エアレーションを行っているので、消灯時間中のCO2はその爆気で水槽外に放出されているとは思うのですが、消灯時間中の酸素欠乏については心配していませんが、この動画内で語られている内容は合点もいき試してみる価値は十分あると思ったので即実行してみました。
私はCO2の添加タイミングを以下の通りに設定してみました。
- ライトの点灯1時間前にCO2の添加を開始する
- ライトの消灯1時間半前にCO2の添加を停止する
このように設定しました。
結果、確かに良い感じになった気がします。
私の水槽は夜間エアレーションの影響でライトが点灯する前の段階で、ある程度の溶存酸素量が確保されているはずです(計ったことがないので勘ですが)。
その状態でライト点灯前にCO2を供給することで、なるほどライト点灯からほどなくすると水草から気泡が上がり始めます。
また、CO2の添加を停止してもライトが消灯するまで、水草は気泡を上げ続けています。
以前から思っていたのですが、いくら電磁弁を使用しているとはいえ、CO2の供給はいきなり止まりません。
タイマーで電磁弁が閉まっても、ホース内の圧が収まるまでCO2の噴出は止まっていなかったので、いつも勿体ないなぁと思っていましたが、これも水草に使い切ってもらえ満足です。
もちろん肝心な水草の成長も変わらず、きれいに育っているようです。
エイクホルニア ディバーシフォリア |
更にCO2の添加時間も30分ではありますが、以前の添加時間から短くなっているので、CO2の消費も抑えられています。(4年ごとのボンベ交換が5年になるかも)
非常に良いアイデアを提供していただき、動画の作成者様には感謝しております。
ただ残念なことに動画の視聴はPS3で行っていたので、いいねを押すこともできず、今ではどの動画だったかもわからないので、皆様にご紹介できないのが残念です。
本当にありがとうございました。
余談となりますが今回の添加タイミングの変更の結果、ライトの点灯制御・CO2の供給制御・夜間エアレーションの制御と、計3系統のタイマー制御が必要となりました。
今のプログラムタイマーは2系統しか制御できないので、今回の変更に合わせスマートプラグなるものを導入してみました。
導入したスマートプラグはこちらとなります。
そんなに高くもなく、スマートホンで簡単に時間設定ができますし、時間が狂うことも故障することもなく使えているのでお勧めさせていただきます。
以上、CO2供給の添加タイミングを変えてみましたの件についての記事でした。
今回もご訪問ありがとうございました。
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